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2014年もありがとうございました。

良いお年をお迎えください。



2014.12.29

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芸術の秋

今回の横浜トリエンナーレのテーマだった『華氏451』。



フランソワ・トリュフォー監督の映画『華氏451』


本が消防士(英語ではFireman)により燃やされてしまう、
仮想未来社会を描いています。

台本になる本がなければ、映画や演劇も生まれなくなってしまう。

シェイクスピアの『ヴェニスの商人』が実は喜劇だったと知り、
喜劇、悲劇というコンセプトが気になるのと、
なぜ人は物語を必要とするかにも興味があります。



Mask of Venice (From Pergolina

涙を流すことがカタルシス(浄化)になったり、
世界の誰かと気持ちの面で繋がっていると感じる。

本や様々なアイディアが存在できる世界で良かったなと思います。



英国Keep Calm and Carry On シリーズのジェーン・オースティン版


2014.11.06

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Merry Un-Birthday to You!





「遅れる!時間がない!」
服を着たウサギが不思議の国へと誘う。

時計を持ったウサギは、映画『マトリックス』などでも、
主人公を真実へと導く象徴として使われていたりする。

その傍ら、
毎日誕生会を主宰している模様の、マッドハッターは時間の感覚ゼロ。
誕生日はもちろん、364日「誕生日じゃない日」も陽気にお祝い。

イギリスのオックスフォードにある”Alice’s Shop”は世界1アリスグッズが豊富なお店で、
かわいいグッズがたくさん。


(左)オックスフォードのボドリアン図書館  (右)アリスショップ


たまには「誕生日じゃない日」に自分にケーキーを買ってあげるのもいいのかもしれない。

ケイティー・ペリーの“Birthday”を聞ながら、Eat Meジャムを食べて大きくなるのもいい。


Eat Meジャム(ラズベリー)

Make
it like your Birthday Everyday♬


マッドハッター(Mad Hatter)マグネット




2014.6.3

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江戸桜

公園にいます。
そろそろ本当に春ですね。
少し前の寒い日、日本橋へ「江戸桜ルネッサンス」を見に行きました。


江戸桜ルネッサンス


最近、京橋が京都へと続く橋だったと知りましたが、
日本橋は五街道すべての起点だったのですね。

寒い中、『Urashima San』の出版イベントに来ていただいた皆様、ありがとうございました。
質問でいただいた好きな映画のひとつ、『ホワイトオランダー』の原作も、
この冬ようやく読み切りました。



White Oleander/Janet Fitch


詩的な文なので、二年くらいかけて休み休み読んでました。
アメリカ西海岸の女の子の成長物語ですが、
一カ所だけ東京がでてきます。ニューオータニホテルの鯉池です。
池の中の色とりどりの鯉を描写してます。
鯉はcarpですが、そのままKoi ともいうのですね!



“I have seen the ancient carp glistening orange, pimento, dappled silver,
and black in the koi ponds of the New Otani.”
- White Oleander


心地よいこれからの季節が楽しみです。

2014.3.16

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 15 Minutes Eternal

ただいま出演させていただいているTV番組『ぶらぶら美術・博物館』、
2月26日放送は、「アンディー・ウォーホール展—永遠の15分」です。

有名なシルクスクリーン作品だけでなく、
彼が商業デザイナーとして活躍した時代の靴や猫、
ケーキなどのかわいい作品も見ることができて嬉しかったです。


Andy Warhol / (Sam) 

展覧会のサブタイトル「永遠の15分」は、
「将来、誰でも15分は世界的な有名人になれるだろう」という
ウォーホールの言葉から引用されています。

アメリカでは“15minutes of fame”(15分間の名声)というところだけ切り取って、
割とよく使われる言い回しですが、彼が生みの親だったとは今回初めて知りました。
      



他の名言の中で引っかかったのは、
「みんな機械になればいいのに」という言葉。

大量消費社会を肯定も否定もしていないように写る彼の作品と並べて考えると、
ちょっと不気味で面白い発言です。

「アンディー・ウォーホール展」は5月6日まで森美術館にて公開中です。

2014.2.21


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Natto Beauty × cutters


2012年に撮影したショートムービーNatto Beauty が、
編集プロダクションcutters の手により、生まれ変わりました。

https://vimeo.com/85688348

映画監督の父は、「映画は編集が命」とよく言っていますが、
cuttersバージョンの躍動感には驚かされました。

納豆の糸がタイトルになる最後も素敵です。

CM、PVなどの編集を手がけるシカゴ生まれのcuttersですが、
他の拠点であるロサンゼルス、ニューヨーク、デトロイトと、
アメリカの主要都市の次に出来たのが、
なんとTOKYO。

日本はアメリカに次ぐ広告大国なのですね。

オフィスの外観もおしゃれと聞いたので、通りすがりを装い眺めて参りました。(笑)



外壁はブラジル人ストリートアーティスト、Titifreakの絵だそうです。


2014.2.3


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太宰治に出会う旅

太宰治の『浦島さん』を英訳させていただいた“Urashima San”が年明け出版されました。

オカダミカさんの絵が物語の中へ導いてくれる素敵な装丁の本になりました。




普段英語を使っていても、話す読むことと、書くというのは、
また違ったスキルで、
力不足を感じつつも、
どうやって訳したらうまく伝わるだろうかという橋渡し的な役目を楽しみながら訳しました。

モデルや女優という仕事も自分を通して、
どのようにイメージや概念を伝えるかという仕事で少し似たところもあると思いました。

この二年間、太宰のことがもっと知りたくて、
青森県にある太宰の実家である斜陽館を訪ねたり、
浦島神社も探し出し、畑の中にぽつんと建つ神社を見に行ったりしました。


 
   
 青森県金木にある斜陽館           芦野公園駅に止まる「走れメロス号」
                                                       


「浦島太郎」をはじめ、
太宰が『御伽草子』で日本昔話をとりあげたかったのは、なぜだったのでしょうか。

太宰を知る旅はいまだ続きそうです。




芦野公園駅ホームに隣接するカフェ「駅舎」



2014.1.13


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謹賀新年



明けましておめでとうございます。

気持ちを新たに、希望の年。

今年もお幸せな一年でありますように。

元旦



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